【ニンジンの使い方】宿題をやらない子どもに、どうやったらさせることができるか

「宿題やったの?」

という言葉が、今日も日本中のあちらこちらで、呪文のように唱えられています。

それはもう、山のように。

でも、そう言われても、宿題ってなかなかやりませんよね。

なんでやらないのか。

宿題は、毎日のもの

宿題は、一回限りではなく、毎日のようにあるもの。続くものです。

もちろん、宿題の内容は毎日変わりますが、宿題をやるという行為は、毎日続くものです。

つまり、宿題をやるってことは、毎日宿題をやり続けるってことになります。

続ける。

これがまた、難しいんです。

なぜかって?

人間は、そもそも続かない生き物だからです。

じゃなければ、三日坊主なんて言葉は存在しません。(^^;

物事が続くためには、「2つの理由のどちらか」が必要

どのようなものであれ、物事が続くのは、「お金になるか、それ自体が面白いか」の2択しかありません。

どちらにも該当しない勉強なんてものは、そもそも続かないもんなんです。

そう、普通は続かないものなんです。(通信教育は9割が挫折ですからね、あれも続かないのが普通ということです。)

で、続けるためには、

「お金になる(お小遣い稼ぎになる)」or「面白い」

しかありません。

勉強や宿題を面白いと思ってくれればいいのですが、世の中そんな都合よくありません。自分だって、子どもの時は宿題好きじゃなかったでしょ。それを子どもに押し付けても、嫌なものは嫌なんです。

じゃあどうすればいいか。

「お金になる」を押さえればいいんです。

宿題を小遣い稼ぎの一環にしてしまう

宿題ごときにニンジンぶら下げるのってどうなん?ってのはありますが、お小遣い稼ぎやと思ったやるし、「どうやって早く終わらせるか」を真剣に考えます。

そっちの方がプライスレスです。

その分、小遣いを最初から低く設定しておけばいいんです。

ニンジンをうまく活用するために

筆者は、定期テストや実力テストの番数に応じて臨時のお小遣いをもらってました。が、それ(ニンジン)自体はそれほどうれしくはありませんでした。

テストでいい点数取ること自体がうれしいので、それに付いてくるお小遣いは、副賞みたいなもんでした。もらえるからもらっとこう、みたいな。

ただ、そのお金で文房具とかゲームとか買って、モチベに換算できてた部分はあるので、その点ではよかったなぁ、と思います。

やる気が起きないときに文房具屋さんに行って、新しいシャーペンとか色ペンとかファイルとか買って、「これ使ってみよう」で机に向かってました。ちょっとお金のかかる勉強法ではありますが、塾とか家庭教師とかに比べれば、超安上がりです。

ゲームは、「これだけやって、後は机に向かおう」って前提で遊んでました。まぁ、ある程度自制できる人向けですが・・・。ゲームも、全てが害悪じゃないということです。

なお、これは親から言われてそういうシステムにしたわけではなく、あくまで自分で思い立ってこのようにしてました。

もし、自分の子どもに伝える場合でも、直接このやり方を言うのではなく、自発的にこのように考えてくれるよう仕向ける方が、子どもにとってはプラスになります。

言われたことより、自分で思いついたことの方が、楽しいし、やるんです。

極端に言えば、言われたことは、やりません。自分で思いついたことは、やります。自分で思いつくよう仕向けるのが、親の役目だと考えています。

シェアする

フォローする