眠いけど勉強しなきゃ・・・と、眠気を我慢して勉強したことのある人は多いと思います。
そのときに「ちょっと仮眠してから頑張ろう」と考えたこと、ありませんか?
こういった場合、
「仮眠のつもりが熟睡してしまった」
「一夜漬けのつもりがもう朝だった」
ということになりがちですが、仮眠は使い方を誤らなければ、勉強効率を上げるのに役に立ちます。
Contents
仮眠は、脳にプラスになる
夜の睡眠は、主に体を休める意味合いがありますが、昼寝などの仮眠は、脳を整理し、記憶を助ける働きがあるとされています。
1.記憶力の向上
脳に入った記憶は、まず脳の海馬というところに保存されます。そして仮眠している間に、記憶しているものを海馬から大脳新皮質に移動させます。こうすることで、忘れにくくなる効果があるそうです。
寝ることで記憶が整理され、頭がよくなる、というのは、脳の機能から考えて妥当なことのようです。
2.学習能力の上昇
仮眠をすることで、海馬の情報が大脳新皮質に移動し(移動せず消えていく物もあるかと思いますが)、脳の海馬がリフレッシュされます。
こうすることで、海馬が新しい情報を吸収できる状態に戻り、学習効果が上がる、ということです。
脳の海馬がいっぱいいっぱいになったままでは、新しい情報はそれ以上入ってこないので、脳(海馬)をリセットすることは重要ですね。
3.眼精疲労の回復
勉強してると目が疲れますが、目の疲れを取るには、やはり睡眠が一番です。60分~90分の仮眠は、夜の睡眠と同じくらいの眼精疲労を取る効果があるそうです。
ここまで長いと寝過ぎになってしまいますが、ちょっとした仮眠といえども、馬鹿にできない効果があります。
仮眠の効果を最大限に発揮するためのコツ3つ
仮眠も取り方を間違ってしまうと、最大限の効果が得られません。
最適な仮眠をするためのコツを3つご紹介します。
1.仮眠の最適な時間を知る
「仮眠のつもりが爆睡してしまい、朝になってしまった」よくある話です。仮眠あるあるですが、これでは上手な仮眠とは言えません。
仮眠には、最適な時間があります。
ちょっと長い仮眠をしたとき、フラフラしたり朦朧としたりすることはありませんか?
これは睡眠慣性という状態で、仮眠のつもりがちょっと寝過ぎた・・・というときに起こりうるものです。仮眠を15分した後より、1時間した後の方が眠い・・・となるのは、これのせいです。
これを防ぐために、仮眠は15~20分が最適と言われています。長くても30分以内に抑えましょう。
2.寝過ぎを防ぐために、寝る前にカフェイン飲料を飲む
寝過ぎを防ぐためには、コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料を飲んでから寝る、という方法があります。
寝る前にコーヒーなんか飲んだら仮眠できないんじゃないの?と思われるかもしれません。
が、カフェインでの眠気を覚ます作用、いわゆる覚醒作用が出てくるのは、飲んでから15~20分後。なので、仮眠直前に飲んで、すぐ寝れば、ちょうど15~20分後には目が覚める、ということです。
仮眠取りたいけど今日は寝過ぎたら絶対ヤバい!ってときは、飲んでから仮眠を取りましょう。
3.アイマスクなどのグッズを使ってすぐ寝る
仮眠は、寝るまでの時間も重要です。なかなか寝付けないと、それだけ時間をロスしてしまうことになります。
寝付きを助けるものとして、アイマスクがあります。視界が真っ暗になれば、それだけで寝やすくなります。
また、蒸気アイマスクのように目の周りを温めると、目の疲れが取れやすくなり、リラックス効果もあるので、さらに眠りやすくなります。
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仮眠時のリフレッシュだけでなく、頑張る自分へのご褒美として、蒸気アイマスクはオススメ。きもちいいです。
コツを押さえて仮眠を活用しよう
短い時間で心身ともにリフレッシュできるのが仮眠のメリットです。うまく活用して、勉強効率を上げましょう。