勉強を好きな人は、ほとんどいません。
「したくない、嫌だ」って人がほとんどです。
勉強を好きになるのは、それだけ難しいことなんです。
実際、筆者も好きではありません。
勉強が嫌いということは、ごく当たり前の、ほとんどの人が抱いている思いです。これは仕方ありません。嫌いなんですから。
でも、これをわざわざ否定して、勉強を好きにする必要はありません。そこまでしなくてもいいんです。
勉強は嫌いでいいんです。
Contents
勉強は嫌い、でも、いい点数はとりたい
ほとんどの人が「勉強は嫌い」です。
でも、「いい点数を取りたい」と思っています。わがままですよね。(^^;
しかし、ここに1つのポイントがあります。
「いい点数を取りたい」を考えることは、嫌ではないということです。
「勉強は嫌い? でもやらないといけないから、やらないと。」
じゃなく
「勉強は嫌い? でも、いい点数は取りたいよな。じゃあいい点数取るためにはどうしたらいいか考えようぜ。」
という風に考えます。
これだけで、勉強に向かう姿勢が大きく変わります。
もちろん、いい点数を取るためには、勉強しないといけないわけですが・・・。
その最初の気持ちのハードルは、大きく下がります。いわゆるやる気スイッチです。
だから、勉強は嫌いでもいい。そこは変えなくてもいいんです。
けど、いい点数を取りたいから、そのために何かをしよう。
何したらいいかな?
どうしてもやる気が出ない、ってときは、こーゆー風に考えてみましょう。発想の転換です。
そうしたら、
- 宿題をやったらいいかな
- テキストを読んだらいいかな
- 何か他にもないかな
ってなります。そして、次に出てくるのは
「できれば楽にしたい」
という感情。いや~、人間って本当にわがままですよね。(^^;
でも、この楽を求める貪欲さこそが、勉強には大事なんです。
成果を出すためにはどうしても勉強しないといけないんですが、「できるだけ楽したい」と考えることで、取り組みやすくなります。
楽を求めることは、勉強の質の向上に繋がる
勉強の成果は、やった分だけ上がります。
でも、単純に長い時間やればいいってもんじゃありません。
時間は有限です。短い時間で、できるだけ高い成果を出した方が効率的です。
同じ時間勉強したのに、デキる人とデキない人の差が出るは、この「質」の問題です。
勉強の質を上げることは非常に重要です。
質を上げる、即ち、短い時間でいかに効率よく学習するか、ということです。端的に言うと、質を上げるってことは、時間を短くするってことです。短い時間でやる=楽をする、ということになります。
「楽して点数を取るために」のコツ
楽して点とる方法で、真っ先に思いつくのはカンニングでしょうか。でも、これはズルですし、不正行為でアウトです。
とは言うものの、カンニングの方法を考えるのは楽しいですよね。どうやったら楽して点数取れるだろう、と考えることは、意外と楽しいものです。
楽して、つまり勉強量を少なくして、点数を取る。できるだけ楽して成果を出すにはどうしたらいいか。
ここを考えることが、質の向上には不可欠です。
快楽を押さえる
脳は快楽を求めます。快楽に対しては、貪欲です。
しかし、勉強というものは、快楽とは全く逆のもの。脳に負担をかけ、拒否反応を起こすことも多々あります。「勉強」という言葉は、嫌なものですから、普通に考えて、勉強しようと思うはずがありません。
が、その快楽に繋げる部分をうまく活用することで、脳を勉強に向かわせます。
「楽しい」と思えるポイントはどこにある?
例えば、サッカーだったら、とりあえず球を蹴ってみる。理論とか蹴り方とか、いちいち勉強しなくでも、とりあえず気持ちよく蹴って、楽しめます。
レベルが上がると、ただ蹴ってるだけじゃ物足りなくなって、蹴り方を調べたり試したりして、またやります。
スポーツは楽しい。楽しいからやるんです。
じゃあ勉強だったら何が、この楽しい瞬間になるのでしょうか。
筆者が思うに、
「自力で問題を解いたとき」
これ。
「できたー」と思ったとき。
これ。
問題解いて、答え合わせして、マルだったその瞬間、脳汁ドバーです。おそらく勉強で、一番うれしい瞬間じゃないかな。
これを使わない手はありません。
答え合わせをして、マルだった瞬間を味わう
なので、勉強は、答え合わせが自分で即できる環境が必須。
ドキドキしながら答え合わせして、「できたー」が至上。
先生に提出して、返ってくるまでマルかバツかわからないとか、論外です。例えマルでも、それじゃ脳汁が薄くなってます。
で、この快感を得るためにはどうしたらいいか。当然、最短距離で得たい、無駄は省きたい。無駄ってのは、勉強における無駄。
言い換えると、勉強における無駄を減らし(勉強量をできるだけ減らし)、かつ、問題を解けるようにしたいところです。
「どうやって勉強するか」ではなく「どうやったら勉強量を減らせるか」
そして、問題を解くために、どうやったら勉強量を減らせるか。
これを考えるんです。
「どうやって勉強するか」じゃなくて「どうやったら勉強量を減らせるか」、つまり、「楽できるか」。
「どうやったら頑張れるか、努力できるか」
じゃなく
「どうやったら楽しいか」「どうやったら楽できるか」
の方が、頭が働きます。努力が好きなマゾな人は、前者でいいのかもしれませんが・・・。
勉強する前に、結果を出すための最短距離、楽することを考えるんです。
「できたー」という快楽を知ることは重要
快楽を知らない人は、それを得ようと思いません。知らないんですから。
だからまずは、「できたー」という快楽を知ることが重要です。
それがわかったら、どうやったらそれを得られるか考えるようになります。できれば、楽して。
楽したい=勉強の質を上げる
「楽したい」は、手を抜くのではなく、「短時間でいかにして成果を出すか」を考えることです。つまりは、勉強の質を上げることです。
勉強のやり方は一つではありません。結果が出せるなら、どんなやり方でもいいです。
ただ、時間は有限なので、勉強の質を上げないと、時間ばっかりかかって、ジリ貧になります。
効率悪くても時間でカバーする!なんていう、努力だけでカバーできるのは、中学までやと思います。(努力型の天才除く)
「質を上げる」って考えるのは難しいですが、「楽して点とるにはどうしたらいいか」って考えると、意外と頭が働くものです。